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 −水彩画:画材・技法・アーチスト
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杭州、西湖畔:水彩で描く中国の風景


 
杭州、西湖畔(28×38cm ファブリアーノ 2011年)

杭州は大都会である。南宋の都として栄えた歴史があるが、それ以前からも江南の大都会であり、唐の白楽天、北宋の蘇東坡が知事をつとめたことでも有名だ。近代以降でも、江南最大の都市として、中国経済の中心地となり、中国で最も金持ちの多い都市だということになっている。蒋介石は、この町の出身である。杭州は彼の権力の一端を財政的に支えたのだともいわれている。

杭州といえば、西湖がチャームポイントだ。あの歴史的な美女西施とかかわりが深いとされるが、杭州市街の西にあって、景観的にも、生活上も、杭州市にとって欠かせないものだ。

西湖には数多くの観光スポットがあるが、これはそのひとつ「花港観魚」というところ。金魚を飼った池のあるところだが、この絵は、池の方から湖本体を眺めたものだ。

  
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