水彩で描く折々の花
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アスチルベ(泡盛草):花の水彩画



アスチルベは晩春から初夏にかけて、泡を思わせるような花の塊を咲かせる。もともと日本に自生する花で、その形状から泡盛草、または升麻などと呼ばれる。これに対して最近園芸店で出回っているのは、洋種のものを改良したもので、名も西洋風にアスチルベと呼ばれる。

アスチルベとは輝きがないという意味だそうだ。たしかに花の色は地味なものが多いが、庭の一隅に植えておくと結構目立つ。

花言葉は、自由、気まま。よく見るとひとつひとつの花の房が、思い思いに勝手な方向に伸び広がっている。それが自由とか、気ままさを連想させるのだろう。

この絵は、筆者の家の玄関先に植えてあるものを描いたもの。この花は半日陰を好むので、都会の庭でもよく育つ。貴重な花のひとつだ。








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